EXTERIOR
沼眼科 中庭
2014.08
京都府内にある歯科医院の建物の裏手にあった空きスペースをモダンな庭園に変えたいという依頼案件。
東福寺にある重森三玲作の八相の庭をモチーフにし、見る庭を歩ける庭にアレンジした作品である。もともと施主に見せる前にボツになった案だったが、たまたま施主も重森氏の庭がお好きであったために、このプランが再浮上し採用された。プランが決まるまでにかなりの時間を要したが、結果的に施主と自分の好みが合ったというのはなんとも嬉しいものである。
季節による日照時間の変化を考慮したレイアウト検証や風通しの確保など、インテリアの仕事にはない設計要素が多く、とても貴重な経験になった。